【米ドラマ】ハウス・オブ・カードの腹黒リアルな駆け引きが面白い!
・アメリカドラマのハウス・オブ・カードにハマってます
ここ2週間くらいひたすらみています。
アメリカドラマのクオリティの高さは知っていたけど、やっぱすごいなあと実感中。
house-of-cards.jp
ざっくりいうとアメリカのホワイトハウスを軸に、
大統領や米議会政治を生き抜く主人公のサクセス?ストーリー。
いや間違い、サクセスではなく
壮絶に腹黒く政界を生き抜くケヴィン・スペイシーの壮大な演劇舞台。デス。
というように、超リアリズムにあふれ、それでいてハラハラドキドキもさせてくれ、
さらに政治情勢などの勉強にもなるという素晴らしいドラマです。
アメリカのネットTV最大手ネットフリックスのドラマ企画で、
今の時代にあわせて基本はネット配信がベース。
2013年くらいから配信スタートしているようで、
私は完全におそがけなのです。
シーズン1はこの前HULUで一気にみました。エクスペリアを片手に、ベッドに入りながらみています。
シーズン2はgoogleplayでレンタルしてみています。
シーズン3は今のとこ日本では未だ未配信のようですね。
・大好きなケヴィン・スペイシーとデヴィッド・フィンチャーのタッグ
製作総指揮・監督には私の好きな映画監督の一人であるデヴィッド・フィンチャーが参画しています。
デヴィッド・フィンチャーはセブンからはじまり、ファイト・クラブ、パニック・ルーム、ソーシャル・ネットワーク などなど
少しダークな色調をもってして、リアルなサスペンス描き撮ることを得意とする監督ですね。この人が監督する映画はどの映画もおすすめです。
そして主演にはケヴィン・スペイシー。(製作指揮にも入っているみたいです)
ケヴィン・スペイシーの演技はほんとかっこよいです。
一挙一動がミステリアスでダンディズムに溢れ、全ての動作に粋な工夫がみられる素晴らしい俳優さんです。
また声もかっこいんだよな。
セブン、ユージュアル・サスペクツ、アメリカン・ビューティー、ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
などおすすめできる出演作もたくさんあります。
なんか上の映画タイトルこの時に紹介した映画ほとんどだった、、。
彼はここ数年、監督業も行っているのか、目立った活動がないよなーってずっと思っていたけど、まさかドラマにでていたとは!しかも40本くらいある!
数年楽しめていなかったケヴィン・スペイシーの演技を堪能しまくっています。
で、そんな二人が映画セブン以来、あらたにタッグを組んで登場したのが、
このハウス・オブ・カードですね。
・秀逸に練りこまれた超リアルなストーリー
政治ドラマって結構敬遠するし、このドラマのメインビジュアルも結構地味なので、
はじめは敬遠するかもですね。
まあよくある口説きもんくですが、一話みれば面白さがわかるかとおもいます。
もうほんと政治の世界ってこんなんなのかよ、、というくらい超リアル。
噂に聞く黒い世界を見事に体現されているので、そのダークサイドを具体的に見ることができる。
現実離れしないラインでちょっと危ないラインも描きつつひたすら政治家の視点や駆け引きの手法がみれます。
なんかオバマ大統領がネタバレしないでーってツイッターでつぶやいていたとかなんとか。それマジなら関心できるくらいリアルで面白いってことなんでしょうね。
ケヴィン・スペイシー演ずるフランクに課せられる難局を様々な方法をもってして、
クリアしていくんだけど、そのクリアの仕方がほんと腹黒いんです。
基本的には対人交渉が多い。
人の弱みにつけこみ、それを交渉材料としてうまく有利なサイドへ対象者を引き込む。いやああくどいw。
まあWIN-WINな交渉もしているので、ひたすらやな感じではないです。
なかなかダークなことを気持ちよくやりこなすところがケヴィン・スペイシーの演技のうまさですよね。
ただこの人の生き方はあまり真似しすぎたくないw。
あとたまにお気に入りのスペアリブを食べるシーンがよくあるんだけど、
なんかうまそう。おかげで最近、肉食ハングリーです。
・議会だけの描写に終わらないのがアメリカドラマのいいとこ
議会だけの描写に終わらない。
子供をもたないフランクの夫婦が持つ、寂しさ、幸せなひととき、さらには二人の持つ野望など、アメリカの夫婦の一つのスタイルもみてとれる。
扱うテーマもアメリカの課題情勢を取り扱ったり、上流階級のライフスタイル、
関係者の記者や若手議員の生活など、様々なアメリカの今をみれるのも本作の魅力。
やっぱ映画ひとつでは垣間みれないところ、普段の生活をみることができるのが海外ドラマのいいとこの一つですよね。
へーこんな仕事の仕方なんだー、あっやっぱアメリカもコーヒーはこのケースなんだー、ジョギング(体を動かす)文化を大事してるよなーなどなど
学べることがいっぱいです。
政治の話もちょっとわからないことあったらググったりしながらみるとさらに具体的にみえてきてよりリアルに楽しめます。
アメリカ版の半沢直樹ともどこかで聞いたけど、
全然比較にならないくらいスケールも壮大で、内容が凝って、のめり込んでしまう魅力あるドラマです。
やっぱこのレベルを知ってしまうと日本のドラマなんて一切見る気にならないんだよなー。
一時期ドクターハウスにハマって以来ですが、また米ドラマにハマってます。
さて、シーズン2も半ばに入ってきました。もう一話みてきまーす。